再読のすすめ

ひょんなキッカケから養老猛の「バカの壁」を再読している。(現在再読中)

本当に一度読んだ事があるのか? と思わず疑ってしまうくらい目新しい情報が

入ってきて少し感動している。

この本では「人間は常に変わり続けている。昨日と今日の自分は全く別人である」「情報は変わらない。一度残った情報は一年経っても百年経っても変わらない」といったような事が書かれているが、まさに以前この本を読んだ時の僕はもう死んでいて、新しい僕が感動している。(こう書いている間に、また僕は死んで更新されていく訳だが)

 

前にも岡本太郎の「自分の中に毒を持て」で同じような経験をした事がある。

二十歳前くらいではじめて読んだ時は読破したものの大して心に残らず、そのまま放置していたが、何年かして再読してみたらもうそれはそれは目から鱗でやばかった。

未読の方、或いは以前読んだがイマイチ残っていないという方、おすすめです。

 

音楽でも映画でも何でも同じ事が言えるけれど、経験する年齢によって感じ方が全く違う。特に自分は昔から(今も少し残っているが)変な先入観を持っていて、かなりの損をしてきたと思う。

全部分かったつもりでも一部しか分かっていなかったりする。まだ十分に楽しめる余地があったりする。

逆に「分からない」と言ってしまう事で、ちゃんと冷静になれば理解出来るものを阻害している事も多かったりする。

 

あらゆる物や情報が大量生産されている現代において、なかなか立ち止まって冷静に考える事は決してたやすくないが(気を抜くと流されてしまう)

物や情報が多いからこそ、しっかり自分の頭で考える事が重要なのである。

自分の頭で必要なものを取捨選択していく事が大切なのである。