幸福について

おれには夢がある 両手じゃ抱えきれない~

おれには夢がある ドキドキするような~

 

って、ハタチくらいまでならまだしも、二十代半ばを過ぎると

それを口にするだけで、周りからは冷たい目で見られるっつう。

 

けれど、妄想するだけなら別に誰に迷惑かける訳でもねーだろって事で

おれは今日も妄想している。

 

そしてふと我に返った時、現実とのギャップにものすごく虚しくなってしまったりしている。

 

人間、例えば今の職を失ったり、全財産無くなったとしても、その気になれば、自分とパートナーを食わしていくぐらいは何とかなるものである。少なくともこの日本ではちゃんとやれば餓死する事はない。金遣わなくてもナンボでも楽しい事だってある。

 

にもかかわらず、何かしら不満を探してしまう。

自分の理想とする場所に立っている人間を見て嫉妬してしまう。

 

本当の幸福は自分の中にあるっていう話は多分本当だ。

いまのおれは懐に何十億円という大金が転がりこんできたところで、また不満を探してしまうだろう。

 

どうやら、欲望にも減量が必要らしい。